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ROAD TO NIRVANA

愛とポエムとお花のブログ。ときどき書評。たまに映画レビューとか。

妄想

満中陰ジャンクション

実感とは何か 2月5日の夜、昨年暮れに亡くなった母の四十九日の法要を終えてしばらく実家で過ごした後、横浜に向かった。 カミさんと子供たちは一足早く横浜に戻っていたので、一人で高速道路を走った。 夜の高速道路を走っている間、色々な思いがまるで現実…

戒厳令の秋

息子が昨日の残りの手羽先の唐揚げを食べたいと言うのでオーブントースターで焼き直し、いっしょにご飯もレンジで温めて出したところ、そのご飯の匂いを嗅いだ息子が顔をしかめ「これ変な匂いがする!いらない」と言い出した。 確かにそう言われてみればちょ…

あるマスターの教え

すでに結果は分かっていた。勝負の決着は着いていた。敗者は引退を発表していた。そんなものを観る価値があるのかどうかは意見の分かれるところだろう。おれは観る方を選んだ。河野公平対亀田興毅のボクシングタイトルマッチ。 ボクシングの亀田興毅が引退表…

Emblem problem 2015 in Japan ② 狭く険しい道

Emblem problem 2015 in Japan ① 外部を持たない内部 - ROAD TO NIRVANA 夏の終わりに持ち上がった山口組分裂騒動にはいくつかのことを考えさせられた。 山口組分裂により、かねてより噂のある中京地区への首都移転計画がにわかにリアリテイを帯びる8月の終…

Emblem problem 2015 in Japan ① 外部を持たない内部

奇しくも2015年の晩夏、日本では2つの「エンブレム問題」が浮上した。 ひとつは東京五輪エンブレム。そしてもうひとつは山口組分裂関連。 山口組離脱後も代紋に「山菱」検討(産経新聞) - Yahoo!ニュースメニューを開くID新規取得ログイン産経新聞 8月30日 …

Pain for revolution

祭禮2日目。昨日は結局町内の神輿担ぎは不参加。ここのところずっと痛む太腿を引きずってあの重い神輿は担げない。医者にはかかっていないが、ネットで検索するとどうやら軽い肉離れのようだ。特に激しいスポーツをやってもいないのに肉離れとは腑に落ちない…

情動と実在/フラッシュモブ考

初めてフラッシュモブという言葉を耳にしたのは何年前のことだろう。 その時、おれは「モブが流行している⁈これは只事じゃない。しかもフラッシュというからには閃光の如く現れるようだ。閃光の如く現れては略奪や暴虐の限りを尽くしてはたちまち何処へと消…

運河にて

運河から吹く涼しい風に乗って異臭が届く。臭いの元は少し離れたベンチで眠りこけている路上生活者の老人だ。今、彼はどんな夢を見ているのだろうと思う。人は死ねば同じようなものだが、眠っている時も似たようなものかもしれない。だとすれば、眠りとはあ…

Creating a reality

世間はゴールデンウィークということだが、あまりピンと来ない。まあそれでも3日間は休むことにした。子供にもうすぐ「こどもの日」なんだから何か買ってくれとせがまれたのでゲームソフトを買ってやった。GOD EATER 2 PSP the Best出版社/メーカー: バンダ…

Gradation of Reality

張本氏がカズに「もうお辞めなさい」発言 ネットで炎上 - SANSPO.COM(サンスポ)オピニオン電子新聞関西発産経フォト2015.4.12 11:56 野球評論家の張本勲氏(74)が12日、TBS系「サンデーモーニング」(日曜前8・0)のスポーツコーナー「週刊ご意…

残業代ゼロの世界を生きるために

「残業代ゼロ」法案を閣議決定 裁量労働制も拡大(朝日新聞デジタル) - Yahoo!ニュースメニューを開くID新規取得朝日新聞デジタル 4月3日 11時50分配信 政府は3日、労働基準法など労働関連法の改正案を閣議決定した。長時間働いても残業代や深夜手当が支払…

余談ステーション

報道ステーションの古賀発言が話題となっている。 普段、テレビのニュースはほとんど観ないが、たまたま風呂上がりで歯磨きしながら画面を眺めていたところにあの発言だ。 報道ステーション:古賀氏発言…古舘さん、番組で「残念」 - 毎日新聞3日前 27日の…

大人がいない

ここ数日、川崎の事件が何度も心をよぎる。 ネットでは早くから容疑者たちを特定する情報が駆け巡っていたが、結局のところ流布されていた通りの顛末となっているようだ。 ここでテレビや新聞、SNSの情報を繰り返すのは不毛過ぎるので特に引用はしないが、あ…

明るい方へ/『光、再考』、再考

photo credit: @Saigon via photopin cc アマザラシの作品に、『光、再考』という幸薄そうな歌がある。 もうとりたてて絶望と呼ぶ意味さえなくなったありきたりのデイリー・ホープレスな状況において、一瞬射し込む「光」を歌った詩が聴く者の胸を刺す。 も…

風と石

photo credit: Ssppeeeeddyy via photopin cc これを初夢というのか、三が日も過ぎた今となってはもう判然としない。 判然としないが、元旦の朝目覚めたときに残っていたイメージは映像ではなかった。言葉で表すとすれば「印象」とでもいうのか、暗色のグラ…

元旦リアリティ

そういうわけで今年も家族揃って初詣に行ってきた。ここ数年はみなとみらいにほど近い伊勢山皇大神宮に詣でていたのだが、今回は、北方皇大神宮に参拝してきた。 ▲見ての通りこじんまりとした神社だが、天平年間(1110〜1112)に創立されたらしい、とある。…

ハイパーインフレ・ワイルダーネス

photo credit: Selbe B via photopin cc 今日から休みに入ってゆっくり眠れると思っていたが、娘の目覚ましが鳴って起きる羽目になった。娘本人は別室で熟睡している早朝5時… まあこれも天の配剤であると思うことにしたものの特にやることもないので、スマホ…

イブのまたの日こそ、いみじうあはれにをかしけれ

イブから一夜明けた早朝の電車はいつもより空いていた。同じ車両に乗り合わせた誰も彼もが放心したような、疲労困憊したような表情を浮かべていた。元気だったのは車内ディスプレイに映る水原希子だけだった。 そう言えば、最近彼女がインスタグラムに投稿し…

高倉健が終わり、高倉健が始まる

2、3日前に何となくこの動画を観たばかりなのに…/高倉健さんの凄さを 大御所 梅宮&千葉が語る http://t.co/GTRXZTozWY— go-nirvana (@igomild) 2014, 11月 18 昨日、高倉健の訃報を知って、その何日か前にたまたま観た動画のことを思い出した。梅宮辰夫と…

What is tradition?

日本の仏僧と不可賤民の親子【インドジャーナル(4)仏陀の足跡〜12億のIT先進国を訪ねて】 | NO BORDER - ノーボーダー | 境界なき記者団 インドで、3000年もの昔から連綿と続くのが差別制度である。悪名高きカースト制度は、世界からみれば悪習だが、当の…

村上春樹 『1Q84』考/②21世紀の『豊穣の海』

前回は、『1Q84』を読んでいるときに脳内再生されたJ-POPについて触れた。長い物語を読んでいると色々なことを思い出す。そのうちのひとつに、三島由紀夫の『豊穣の海』がある。 第一巻は貴族の世界を舞台にした恋愛、第二巻は右翼的青年の行動、第三巻は認…

思考は現実化する。そして現実は陳腐化する。

タイトルですべて言い尽くした気がする2014年の晩夏。おそらくおれの気のせいだが、見聞きするものすべてが高速で陳腐化している、と思う。またですか、と思う。それまだやりますか、と思う。今ではすっかり廃れてしまったビデオテープ、それもダビングを繰…

今生フリークスで行こう/Don't think twice, It's alright.

今朝、目覚めたらカミさんからひどい寝言だったと言われた。もちろん自覚はない。寝言とは常にそういうものだ。だから自分の言葉に自覚がない人は常に寝言を喋っているということになる。それはそれとして、おれは一体どんなことを口走っていたのかと聞くと…

魂の越境

家あれども帰り得ず 涙あれども語り得ず 法あれども正しきを得ず 冤あれども誰にか訴えん 1948年3月、男装の麗人として知られる川島芳子の魂は、この詩を残していったんこの世を離れた。数奇な運命に翻弄され続けた肉体を去った。魂は三十年近い漂泊の後、新…