ROAD TO NIRVANA

愛とポエムとお花のブログ。ときどき書評。たまに映画レビューとか。

生活

Fade away 2017

気がつけば大晦日。 隣の部屋では、恒例の紅白歌合戦が流れている。 午後からカミさんと近所の神社へオワリモウデに行ってきた。全般的に低調な一年だったものの、それでも感謝すべきことはいくつもあった。 何よりも、今ここに在るということには感謝と不思…

The scattered days

こうしてブログを書こうという気になったのは、3ヶ月ぶりのことだ。 特別な理由があったわけではない。全然なかったわけでもないが、それがすべてでもない。 単に書く気が起こらなかったというか、言葉を連ねていくということが面倒になったからというのが一…

追憶のテルミドール

台所の壁に蜘蛛がいた。最近よく見かけるやつだ。どうやらアシダカグモという種類らしい。最初、見つけたときは驚いたが、この蜘蛛はゴキブリを捕食してくれるらしい。なかなかいいやつだ。なので、放置することにした。言うなれば、ペットのようなものだ。…

湯シャン荒野

2月末にふと思い立ち、湯シャンなるものを始めてみた。湯シャンとは、シャンプーを使わず、洗髪するという行為である。つまり脱シャンプーである。海外では、「ノープー」などと称されるらしいが、何となく間抜けな響きに思えるので、ここはやはり湯シャンと…

アーバン・アウトドアマンの憂鬱

四半世紀以上使用しているマウンテン・スミスのリュックサックがヨレヨレになったので、2週間の熟考の後、パタゴニアのトランスポート・パック 30Lを購入した。 今時のデイパックにはラップトップ収納が普通の仕様となっていることに、あらためて隔世の感を…

グッバイ2015

テレビで細川たかしが笑顔で「私バカよね、おバカさんよね」と歌っている。その直後に和田アキ子がこれまた笑顔で「笑って許して」と歌い出す。 紅白歌合戦こそ昭和遺産の名に相応しい。 気がついたら今年も終わりだ。11月あたりから時の流れは加速して、師…

長州往還⑥ Digression of journey

夏休み最終日だというのにまだ自由研究に手をつけていない不自由な息子が逃亡しないように見張っているが、一向に始めようとしない。自分の子供時代を見ているようで複雑な気分がする。 昨日、何とか完成したと本人が主張する読書感想文に至っては、2時間か…

猛暑お見舞い申し上げます

事件は会議室で起きてるんじゃない!現場で起きてるんだ!! 青島俊作 『踊る大捜査線』より 鬱陶しかった梅雨も去り、洗濯物もよく乾く。蝉も朝から鳴いている。ついでにカラスも鳴いている。 夏休みのラジオ体操に行かせるために息子を起こす。新しい希望…

梅雨空の下、ワイドハイター粉末を試す

鬱々とした雨が続いている。と、書き出したもののおれ自身は特に鬱々とはしていない。生まれてこのかた天気のことで一喜一憂した記憶もない。もしかしたら一度くらいはそういうこともあったのかもしれないが、まるで覚えていない。知人で天気のことを異常に…

曇天2015

年が明けた横浜の空はどんよりと曇り時折雪がちらついた。あまり正月という気がしない。それならどんな正月なら正月らしいのかと言われて考えてみれば、やはり子供時代の記憶にある正月だ。そういう意味ではすでに子供ではなくなって久しいわけだから自分の…

ハイパーインフレ・ワイルダーネス

photo credit: Selbe B via photopin cc 今日から休みに入ってゆっくり眠れると思っていたが、娘の目覚ましが鳴って起きる羽目になった。娘本人は別室で熟睡している早朝5時… まあこれも天の配剤であると思うことにしたものの特にやることもないので、スマホ…

ポジティブ・オプションで行こう!

photo credit: Ti.mo via photopin cc ネガティブ・オプション ネガティブ・オプションとは、注文がないにもかかわらず事業者が消費者に商品を送付した上で、売買契約の申込みを行ったり、事業者の言う条件の下で売買契約の成立を主張して代金を請求すること…

Let's get shake ‼︎

この年の瀬にバター不足ということらしい。気がつけば、どこのスーパーも品薄状態だ。バターに限ったことではない。気がつけば、「それ」はすでに入手困難となっている。気づいたときには、すべてが終わっている。勝敗は決している。それが庶民の宿命だ。 嘆…

夢に日付は要らない/私の手帳術

気がつけば書店や文具店に来年の手帳が並んでいる。 去年までは、「今年はどんな手帳を使おうか」とソワソワしていたが、今ではそんな気持ちもあまり起こらない。売り場で様々な手帳を手に取り、パラパラとめくっていると、少しは心が躍るような感じは多少残…

人生というエイジング

先月末にレッド・ウイング8875を買った。米を買うついでにレッドウイングを買った。 pic.twitter.com/nrINT1Sn3U— go-nirvana (@igomild) 2014, 3月 22あれから、2週間と数日が過ぎた。その間、雨の日以外は毎日履いているが、自分の足に馴染むにはまだ時間…

Fool to cry

明日、と言うよりあと数時間で冬休みが終わるのにまだ宿題が終わっていない息子の姿を見ていると、「子は親の鏡」という古から伝わる金言があまりにも重くのしかかり、あまりにも残念な気持ちになる。今こうしている間にも、気がつけば、漢字の宿題ではなく…

連休終了

正月休みも今日で終わり。最終日はホームセンターで買い物をして、20%OFFSALE中のブックオフで、本を数冊買って幕を閉じた。あまりにも地味な休日であった。また明日から仕事である。すでに来週末が待ち遠しい。そんなこんなで、いよいよ始動。どうなること…

大晦日

大晦日。朝から年賀状書き。 カミさんと娘はおせち料理作りに精を出す。 息子はゲーム。 午後になって、書き上がった年賀状を港郵便局まで投函に行く。 帰りに山下公園にしばし立ち寄る。 晴れ渡った山下公園は人々が思い思いの場所で海を眺めたり、記念写真…

ホット・ウォーター・ミュージック

冬の寒い朝に顔を洗うとき、あるいは夜に熱い風呂に浸かるとき、おれはチャールズ・ブコウスキーの『ホット・ウォーター・ミュージック』を思い出す。 思い出すと言いながらその実、内容はまるっきり覚えていない。 若い頃は、蛇口を捻ればすぐにホット・ウ…

年賀状あるいは、人生いろいろ

そういうわけで、先日注文したプリンタも無事届き、セッティングも終え、年賀状作成に取りかかったのだが、 まだできてない。 我が家の年賀状は毎年、Macに入れた写真を数枚コラージュして作成している。 今年も同じようにして、ある程度完成に近づいたかと…

メリークリスマス!

仕事を終え、そそくさと待ち合わせ場所へと急ぐ心持ち上気した顔つきの若い男女たちを横目に見ながら、近日新装開店のパチンコ屋の仕上げの追い込みにかかっている作業服姿の男たちの脇を通り過ぎ、改札前でクリスマスケーキを売りつけようとするパン屋の屋…

あまりにも眠くて茶を濁す

あまりにも眠くて思考停止状態。 何の因果か、あと1週間休みはない。 いつ寝るの⁉︎ 今でしょ! おやすみなさい。 いつやるか? 今でしょ!作者: 林修出版社/メーカー: 宝島社発売日: 2012/03/10メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 32回この商品を含むブログ…

空を横切るカラスを見た

photo credit: AlicePopkorn via photopin cc ここ最近の休日の過ごし方の定番はコタツに潜り込んでウトウトするというもはや老人以外のなにものでもないようなライフスタイルを送っている。 今日も娘とコタツに入ってテレビの女子駅伝中継を見ているうちに…

NO PLAN, NO LIFE

photo credit: Viernest via photopin cc 月日は百代の過客にして中年老いやすく財残し難し というような気分である。 なぜ年末などというものがあるのか。むしろ要らない気分。物入りにもほどがある。やることもあれこれ山積みだ。 慌ただしいのになぜか停…

Today's incident

今朝も定刻通りに起床し、歩いて駅まで行った。ホームで鍵を忘れたことに気づいた。 まあいいかと思ったが、よく考えたら仕事場のロッカーの鍵もいっしょにしていたので、仕方ない。再び自宅まで取りに戻った。 鍵を持ってまた駅まで向かう。早足で歩いたせ…

コタツに入って本を読もう

12月である。 冬である。冬と言えばコタツである。 ぬるいコタツに肩まで潜り込み本を読む。 これぞ頭寒足熱の極み。 身体を緩め意識だけをソリッドに保つ。 読むならできるだけイかれたやつがいい。 そこで、コタツに合う小説をピックアップしてみたいと思…

炬燵の休日

晴天。 されど終日引きこもり。ほとんどをコタツにもぐりこんで過ごす。 読書。久々に町田康の本を読む。ポップな寂寥感に包まれる。 ゴランノスポン作者: 町田康出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2011/06/29メディア: 単行本 クリック: 27回この商品を含むブ…