ROAD TO NIRVANA

愛とポエムとお花のブログ。ときどき書評。たまに映画レビューとか。

東京電力という鏡像

 

ここのところTwitter界隈で東京電力被災者に対する不誠実な態度が取り沙汰されている。

 

160ページにも及ぶ難解な損害賠償請求書。

 

福島第一原発で働く作業員の食費の有料化。

 

ふと、この高慢な態度はかつての、あるいは現在のアジアに対する日本の態度に似ているのかも知れないと思った。

 

敗戦後、日本は反省もせずアメリカの背中に隠れてヘラヘラわらっている、そんな印象をアジアの人々は感じているのではないか、我々が今東京電力の対応に対して抱いている感情はそれとよく似ているのではないか。

 

時折、ニュースで流れるアジアの国の反日デモなどを見て不快感を感じる日本人は多いだろう。それと同じ感情を抱く今の東京電力の社員もいるのではないか。

 

…寝起きのボンヤリした頭の自分がこんなことを考えているとは思いもつかなかったが。

 

たぶん、考えてはいないのだ。感じたのだ。

 

そして、おれはごく普通のありきたりのメッセージを受けた。

 

誠実であれ、と。

 

だんだん目が覚めていく…夜勤の仕事が始まる。

 

 

 

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