ほぼ日手帳
ほぼ日手帳スプリングが、2月1日から発売されたというので、横浜そごう内にあるLOFTに買いに行った。
色とりどりのカバーが陳列してあったが、今回は本体だけ買うつもりだったので、特に気にすることもなく手前に並んでいた一冊を手に取った。
ふと横を見ると、1月始まりのカズンが目に入った。20%OFFだ。
"まだ2月になったばかりだ。まだ間に合う。やはり日記帳は1月始まりに限る。"
そう独りごちたおれは、スプリングを元に戻して20%OFFのカズンを掴みレジに向かった。
そして今、おれはコタツの上に置いたカズンを眺めながら、すでに過ぎ去った1月とこれから始まる2月のことを考えている。
いくつになっても、何も書かれていないノートを見ると、いつも胸がざわつく。
おれはこの白紙に一体どんなことを書き込むのだろうか。