哀しみのトランポリン
photo credit: Diogo A. Figueira via photopin cc
基本的にこのブログはiPhoneのアプリを使って書いているが、結構使いやすく個人的には気に入っている。
そんなわけで今日は特に書くことも思いつかないのでTweetの貼り付けでお茶を濁したいと思う。
Tweetの貼り付けもアプリから簡単お手軽にできて快適である。
どこかのジャーナリストによるタクシー運転手に対する蔑視Tweetが流れてきた。そのジャーナリストのTweetを見るとユニクロのブラックぶりを批判するようなものもあったが自己矛盾を感じないのだろうか。まあ本人的にはどちらも「攻撃」することにおいて共通点はあると言えばあるのだろう。
— go-nirvana (@igomild) 2013, 12月 14
ちなみにそのジャーナリスト様は、タクシー運転手というような仕事は本来、移民がするようなことであって、(世が世なら)タクシー運転手たちは失業者なのだというようなことを言っていた。
タクシー運転手その他のサービス業に従事する人々への暴言や暴力をふるう人の心性は彼らがどのような立場・能力の持ち主であろうと哀れな幻想に汚染されている。
— go-nirvana (@igomild) 2013, 12月 14
このTweetをつぶやきながらおれが考えていたのは、前にちょっとしたニュースになった「しまむら店員土下座強要事件」である。
お偉いジャーナリスト様の「提言」と土下座をいっしょにするのは違うのかもしれないが、加齢による視力低下に悩むおれから見れば大差ないように見える。
購入した商品が傷物でクレームをつけた挙句土下座を強要しそれを写真に撮りTwitterで晒す心性と自分の乗ったタクシーの運転手の態度が気に食わなかったから彼らタクシー運転手を潜在的失業者呼ばわりしてそれを2万人もの数のフォロワーに向けて発信する心性にどんな違いがあるのかよく分からない。
スポーツ選手やタレントなど有名人によるタクシー運転手に対する暴力・暴言は過去にもいくつかあった。
だが、どれも結局は「劣等感」というトランポリンの上で飛び跳ねる哀れな道化者のように見えるおれはそのたびに目をこするしかない。