ROAD TO NIRVANA

愛とポエムとお花のブログ。ときどき書評。たまに映画レビューとか。

佐藤秀峰の『漫画貧乏』をおれも読む

最近、Feedlyに登録したイケダハヤト氏のブログで、こんな記事を見た。▼

[無料] 佐藤秀峰氏のエッセイ「漫画貧乏」がえげつなくリアルで読んでて辛いレベル : まだ東京で消耗してるの?

ふだんあまりというか全然、漫画は読まないが、佐藤秀峰氏の電子書籍の話題はネットで何となくだが、知っていたので興味が湧いた。

早速、DLしてみた。

漫画貧乏

漫画貧乏

確かに、えげつなくリアルと言えば、そうかもしれないが、それ以上に佐藤秀峰氏の言葉が熱かった。

「手を抜いて漫画を書いたことは一度もありません。」「既存のシステムに依存する限り、僕はシステムを越えられません。何かを変えるために必要なことは、賢くなることじゃなく、バカになることかもしれません」「僕は漫画がなくなるのが嫌です。なくなるかもしれないことに無自覚でいることも、目をそらすことも嫌です」「自分の未来を、他者に任せることも嫌です」「問題はいつもやるかやらないかだけです「僕は世界を変えようとしています」

佐藤秀峰氏の言葉は、えげつなくリアルな世界に向けてかざされた松明の炎だ。

おれの脳内で、一人の男が暗闇の中で太い松明を握りしめている映像が浮かぶ。

炎がメラメラと燃え盛っている。