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ROAD TO NIRVANA

愛とポエムとお花のブログ。ときどき書評。たまに映画レビューとか。

アーバン・アウトドアマンの憂鬱

四半世紀以上使用しているマウンテン・スミスのリュックサックがヨレヨレになったので、2週間の熟考の後、パタゴニアのトランスポート・パック 30Lを購入した。

今時のデイパックにはラップトップ収納が普通の仕様となっていることに、あらためて隔世の感を覚える。マウンテン・スミスを買った頃はラップトップはおろか、iPhoneなど存在せず、ガジェットなどという言葉は聞いたこともなかった。

当初はノースフェイスのリュックサックも候補に入れていたが、ここのところミニマリズムに関心があるおれとしては、このパタゴニアのトランスポート・パックのシンプルなフォルムはまさにザ・ミニマリズムという感じがして、他のリュックサックを抑えて最終的に購入するに至った。

もう一つの決め手は、パタゴニアのウェブサイトの商品説明にあった一文だ。⬇︎

目的地がどこであろうと、このパックを手にしてさっと消えてしまいましょう。

おれはこういう文章に弱い。旅情が疼く。あるいは、どこかへさっと消えたいと無意識に思っているのかもしれない。

もちろん今のところ消える予定はなく、日々の通勤用にとどまっている。その中身は、手帳、筆記用具、タオル、サーモスのボトル、折りたたみ傘といった具合だ。ラップトップは入れてない。なぜならおれのMacbookは10年前の代物なので、持ち歩くとかいうのはあまり現実的ではないからだ。

じゃあ何を入れるの?

そんな問いにおれはこう答える。

「米だよ、米。おコメ。それも10kg」と呟く。

そういうわけで、昨日おれは、散歩の道すがら、一粒の備蓄もなくなった米を買うべくホームセンターに立ち寄った。

ミニマルなフォルムかつアーバンなインプレッションのトランスポート・パック 30Lを背負って。

果たして、10kgの米はすっぽりと、わがトランスポート・パックに見事に収納された。さすがだ。おれは満足感を覚え、米を入れたリュックサックを背負って、わが家を目指した。その道程、1.6km(Google mapによる)。

そして帰宅。

▲ 米10kgの入ったリュックサックは自立する。

帰宅したおれは、「肩の荷を降ろす」という言葉の意味を初めて知ったような気がした。

ショルダーストラップが食い込んで肩が外れるかと思った。パン食への転向が頭を過ぎった。

そういうわけで、米10kgを背負っていると、目的地がどこであろうと、さっと消えることはかなり困難だ。

さっと消えるためには、米10kgはくれぐれも禁物だ。

これが、アーバンなおれが得た教訓だ。

そんな教訓をシェアします。

[パタゴニア] Patagonia Transport Pack 30L 49480 UWTB (UWTB)

[パタゴニア] Patagonia Transport Pack 30L 49480 UWTB (UWTB)

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