密林彷徨
買い物の際、何となくAmazonプライム1カ月無料体験に登録して、うっかりしているうちに1カ月が過ぎ、その瞬間に年会費が引き落とされ、現在に至る。
最初は、「しまった!」と思ったが、考えてみれば、1カ月300円ちょっとで、色々な特典を得られるので、悪くないかなと今では思っている。
むしろ、かなり得なのではないかと思う。まあ人それぞれだが。
「年会費3,900円」と聞いて、高いと思う人もいれば、1カ月300円と考えて安いと思う人もいる。
おれは、「まあお得かな…少なくとも損ではないな」と考えるので、そのままプライム会員に登録することを選んだ。
で、その特典の内容だが、色々なサイト、ブログで詳しく紹介されているので、ここではかいつまんで紹介することはしないが、1カ月の間に2回プライム対象商品を買えば、すぐに元は取れるし、Kindleタブレットも4,000円分のクーポンが使えるし、1カ月に1冊指定されているKindle本も無料で読める。
▼例えば、これとか。
- 作者: スティーブン・R・コヴィー
- 出版社/メーカー: キングベアー出版
- 発売日: 2014/05/23
- メディア: Kindle版
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▼例えば、これとか。3月はこの本を読んだ。これでおれも貧乏脳から脱却できるだろう。普通に買えば900円だが、これが300円ちょっとで買えることになる。これは、つまり600円の儲けと同じだ。得した。
- 作者: 苫米地英人苫米地
- 出版社/メーカー: コグニティブリサーチラボ株式会社
- 発売日: 2014/04/10
- メディア: Kindle版
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▼そして、これで読んだ。
- 出版社/メーカー: Amazon
- 発売日: 2015/09/30
- メディア: エレクトロニクス
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タブレット・ビギナーのおれは今のところ、これで満足している。そして、今さらだが、「タブレットで電子書籍を読む」ということは思ったより悪くないということがわかった。
よく、紙の本のよさを語る記事を見かけるが、実際にタブレットで読んでみると、紙だろうと、液晶ディスプレイだろうと、個人的には特に気にならない。
要するに、おれはAmazonの術中に見事にハマってしまったということだ。そして、デジタルの消費ジャングルを日夜彷徨っている。
すでに、プライム・ビデオの「観たい映画リスト」に何十本もの映画が登録してある。
引きこもりには夢のようなデリバリー・サービスではある。欲しいと思ったら、翌日(地域によっては、即日)にはそれが手元に届けられる。タイムラグはあるものの、まさに思考の現実化である。単なる錯覚だが。
もちろん、こうした流れに賛否両論があるのはわかる。わかるが、この流れは今のところは、止められないだろう。
そしておれは、今夜も密林を彷徨い、今月はどんな本を読もうかと考えて、デジタルの急流に流されるのだ。