ROAD TO NIRVANA

愛とポエムとお花のブログ。ときどき書評。たまに映画レビューとか。

残業代ゼロの世界を生きるために

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「残業代ゼロ」法案を閣議決定 裁量労働制も拡大(朝日新聞デジタル) - Yahoo!ニュース
メニューを開くID新規取得朝日新聞デジタル 4月3日 11時50分配信 政府は3日、労働基準法など労働関連法の改正案を閣議決定した。長時間働いても残業代や深夜手当が支払われなくなる制度の新設が柱だ。政...

休日の朝、特に何もすることもないので残業代ゼロ法案について考えてみたい。

世間の反響は概ね反対の声が大きいように思える。

そのうちなし崩しにすべての労働者にまで適用されるのではないかと危惧する人たちも少なからずいるようだ。

仮にそうなるとどうなるか。

「ただ働き」を強いられる人々が続出することになるだろう。まあすでに「サービス残業」という名称でただ働きは横行しているが、これがお上のお墨付きを頂戴することになる。

英語で言えば、“authorize”だ。

なぜ英語で言うのかと言うと、ちょっと言ってみたかったからだ。

ちなみにこの文章はiPhoneで書いているが、「おーそらいず」と入力すれば予測変換でちゃんと“authorize”と出てくるので非常に便利だ。

非常に便利だが、スペルを覚えるのにはあまり好ましくないし、スペルミスを見つける能力が著しく低下する恐れがある。

と思いつつ、便利なので使ってしまう。スペルミスなんてそうそうないし、TOEIC受けないし、そもそも日本人だし、などと言ってスルーする。

それと残業代ゼロに何の関連があるのかと言えば、特にないのだが、実はあるのかもしれない。

肉眼は識別には長けているが、関連性というものを見ることは不可能だからだ。

だからと言ってここで何らかの関連性を指摘するほど頭脳明晰ではないおれはただ思いつくままに書くだけだ。

遠い昔、小学生の頃、図工の時間におれが描いた絵を見た先生が「精神分裂症みたいだな」というようなことを言ったのを覚えているが、「いやいや、全然分裂してないでしょう。むしろ同じもののバリエーションじゃないですか」というようなことを思ったものだ。

今思うと、教師にあるまじき発言だと取られかねないが、個人的には懐かしい記憶なので気にしていない。すでに過ぎたことだ。そもそもおれに問題があるのではなく、おれの絵を見て「精神分裂症みたい」という感想を持った先生の問題なのだと思う。

で、残業代ゼロ法案だが、この法案に関係ない人々とはどのような人々なのだろうかと考えてみると、無職、ホームレス、自営業、自由業、といった職種が思い浮かぶが、無職とホームレスは職業ではなかった。

ということは、その他の賃金労働者も自営業・自由業の人々のメンタリティーを持つ必要がある。

どのようなメンタリティーなのか。

ここでおれは唐突にRCサクセションの「つきあいたい」を思い出す。

誰かが後ろで操ろうとする。 だからおれは時々手を抜く。

素晴らしいフレーズである。

上記のフレーズに限らず、この歌は残業代ゼロの世界を生きるためのヒントが満載されている。

どこにヒントがあるんだ、全然関係ないじゃないか、何の解決にもならないじゃないかと思われる方もいらっしゃることと思うが、その際にはこの「つきあいたい」を繰り返し聴くことをお勧めしたい。