Fade away 2017
気がつけば大晦日。
隣の部屋では、恒例の紅白歌合戦が流れている。
午後からカミさんと近所の神社へオワリモウデに行ってきた。全般的に低調な一年だったものの、それでも感謝すべきことはいくつもあった。
何よりも、今ここに在るということには感謝と不思議と言うほかない。
オワリモウデを済ませた後、カミさんと別れて自分だけ近所のホームセンターに行った。
今年早々にプリンタが壊れてしまっていたので、キャノンの型落ちのプリンタを買ってきた。
もうプリンタはいらないかなと思っていたが、わが家ではまだまだ活用する場面が少なからずあるので、この年の瀬になってようやく重い腰を上げたというところだ。
重い腰と言えば、今年はまさに「腰の重い」一年だった。
夏前に突如、坐骨神経痛に見舞われて2週間ほど寝込んだりした。
その原因は心因性のものだと個人的には思っている。
それはそれとして、坐骨神経痛によって、初めてカイロプラクティックの施術を受けたり、前から気になっていたアイソレーション・タンクなるものに浮かんでみたりした。
こうした体験は、ブログをやっているのなら格好のネタになるはずだが、それを言葉にするということがなぜか億劫で、そのまま時が過ぎていった。
そうした気持ちがこの一年、低い雲のように垂れ込めていた一年だった。
秋には帰省し、昨年暮れに亡くなった母の一周忌の法要を済ませた。
一年なんて本当に早いものだと思う。
人生も本当にあっという間に過ぎていくのだろう。
だから、来年も、再来年も、命の続く限り、自分の人生を生きていこうと思う。