The scattered days
こうしてブログを書こうという気になったのは、3ヶ月ぶりのことだ。
特別な理由があったわけではない。全然なかったわけでもないが、それがすべてでもない。
単に書く気が起こらなかったというか、言葉を連ねていくということが面倒になったからというのが一番近いのかもしれない。
それでも、3ヶ月の間、毎日書こう書こうとは思っていた。材料には事欠かない。ただ、それを文字にするのが面倒だった。
日々は、それこそ毎日続き、流れ、消えていく。
それはそれでよかった。
そんな日々が続くと、次第に自分の頭の中が散らかっていくような感覚を覚え始めた。
アルバムに収めもせず、ただ空き箱に詰めた膨大な写真や、手近な紙切れに書いた読み返しもしないメモが床一面に散乱した部屋に突っ立っているような気がしてきた。
過ぎ去った日々の残像や残響が頭の中の各所で断片化し始めていた。
デフラグが必要だと思った。
頭のデフラグにはブログは最適だ。
ブログを書かなかったこの空白の3ヶ月のことを書き留めていけばいい。
そう思うものの、生来ののんびりした性格から、そうそう一気にはできない。
だからと言って、何もしなかったら、断片化はどんどん進行していく。
なので、これから少しずつデフラグ作業を進めていきたい。
思い出せなくなる前に。
カルマになる前に。
情報の宿便になる前に。